求む!セールス・デザイナー!

No.8 2019年03月25日 01時24分44秒



ここ三重県でも、「デザイン思考」という言葉を使う経営者が増えてきたことは喜ばしいことですが、忘れてはいけないのは、三重県で定着してきたってことは、世界はすでにその先へ行っている、という事実です。
世界はすでに、「デザイン思考」のその先へ動いています。
僕らデザイナーも、「問題解決」や「問題提起」のその先を見据えないと、時代から取り残されてしまうでしょう。
事実、「特に今、問題っていう問題はないんだけど、なんか面白いことをやりたいから何かアイデアを提供してほしい」という依頼者に対して、そこに明確な問題がない(あるんだけど、経営者自身がそれを問題だと認識していない場合)は、なかなかやっかいだったりします。

デザイナーは常に批判の的でもあります。
デザイナーが大切にしなければいけないのは、「景観」なのか、「らしさ」なのか、それとも、「心地よさ」なのか。
あっちを立てると、こっちが立たない。
ものすごく難しい仕事ですが、批判を恐れていては何も生み出せません。

世界との差を意識しつつ、うちも「デザイン思考」のその先を見据えて活動していかないと、あっと間に、よくあるつまらないデザイン・ファームのひとつになってしまいます。
100年続くデザイン・ファーム、いや、クリエイティブ・ファームを作りたい。
それが僕の夢でもあります。
その1歩を、勇気を持って踏み出していきたいと思います。

そのひとつとして、先日から、アシスタント・デザイナーの募集を開始しましたが、新たに、「セールス・デザイナー」の募集も開始しました。
「セールス・デザイナー」とは、ようは営業職です。
「セールス・デザイナー」という肩書きは、デザインが装飾だと思われている日本においては違和感のある肩書きだと思いますが、営業だろうと経理だろうと総務だろうと人事だろうと、どんな職種にも、デザインの意識が必要です。
経理の人だって、ただ数字を打ち込めばいい、ということではなく、そこに問題や課題を見出し、それを解決していく役割を担っています。
そのために、その意識を常に持ってもらうために、うちでは、営業スタッフ、ではなく、「セールス・デザイナー」と呼んでいます。

ただ、デザイナーを名乗る以上、問題を見つけて終わり、ではいけません。
文句だけ言って、解決案を提示しないのであれば、それはデザイナーとは呼べません。
デザイナーなら、必ず、解決案を提示できなければいけません。
例えば、お掃除スタッフだとしても、お掃除をしながら、そこに問題や課題を見出し、その解決案を社長に提案して、改善していくべきです。
それができてこそ、「クリーン・デザイナー」です。

そんなこんなで、「セールス・デザイナー(営業職)」を募集しています。
募集要項のページも公開しました。
年齢も性別も学歴も問いません。
常識にとらわれず、固定概念に縛られない、笑顔と人柄とコミュニケーション能力を持った素敵な人を希望しています。
自薦他薦は問いません。
よろしければ、シェアもお願い致します。

一緒に冒険を楽しんでくれる仲間との出会いを、楽しみにしています!


▼募集ページ
http://wipe.jp/recruit.html

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